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Traveler Hide.com

旅を中心に、考えたこと、思ったことをつづっていくTraveler Hideのブログです。

ヴェネツィアでヴァポレットから美しいカナル・グランデの風景を撮る

ヴェネツィアの聖堂

ヴェネツィア観光で外せないのはサン・マルコ広場周辺である。ここから細い路地を散策すれば主な見どころは抑えられる。地図を見ながらヴェネツィアを歩くのは野暮である。足のおもむくままに歩けばいいのだ。

 

ヴェネツィアの、車の通らない細い路地を歩くのはとても楽しい。しかし、ヴェネツィアで最高の風景は、ヴァポレット(Vaporetto、ヴェネツィアの水上バス)からの眺めだと思う。

 

最も美しい景色は、サンタ・ルチア駅からサン・マルコ広場へ時計回りに行く「カナル・グランデ(Canal Grande)」を通る路線だ。この路線のヴァポレットは何度乗っても飽きることはなく、乗船のたびに風景の美しさにため息をつくことだろう。そして、この景色を上手にカメラに収めたいと思うのではないだろうか。

 

そんなヴェネツィアでの思い出の1枚が撮れるようなヒントを紹介してみたい。

 

ヴァポレットからカナル・グランデの写真を上手に撮るヒント

ヴェネツィアで写真を撮るのは難しい

ヴェネツィアでうまく写真を撮りたいのはやまやまだが、これが結構難しい。サン・マルコ広場など空間が広い所は別として、写真を撮る場所の空間が狭いため、どうしても見上げるようになってしまう場合が多いからだ。家に帰って写真を確認してみるとガッカリな写真が多くて困る。

 

ヴァポレットから写真をとる場合も同様で、カナル・グランデでヴェネツィアらしい写真を撮るにはちょっとしたコツが必要だ。

 

近場の建物を撮っても無駄

ヴァポレットの利用者は、当然ながら地元の人が多いが、観光客もかなり多い。観光客がヴァポレットから写真を撮りたくなるの人情で、必ず少なくない数の人がカメラやスマホでヴェネツィアの風景を撮影している。

 

そして、ほとんどの人がヴァポレットが過ぎようとしている目の前の建物を撮っているのだが、この撮り方はやめた方がいい。90%以上の確率で失敗写真となる。ヴァポレットが揺れているうえに距離が近すぎるからだ。そのため建物が歪んだり、傾いたりしてしまい、ガッカリな写真となってしまう。

 

下記の写真(A)と(B)はヴァポレットから近距離の建物を撮った写真である。

  

(A)ヴァポレットから撮った近距離の建物の写真

ヴェネツィアのカナル・グランデの風景

 

(B)ヴァポレットから撮った近距離の建物の写真

ヴェネツィアのカナル・グランデの風景

 

(A)と(B)の写真を見て、「それほど歪みも傾きもないじゃない」と思うかもしれないが、かなり修整しているのだ。元々の写真は下記のような写真で、「失敗した…」という声が漏れそうな写真だ。このような写真を修整するには、高度な写真編集ソフトがないと難しいだろう。

 

(C)修正前の(A)の写真

ヴェネツィアのカナル・グランデの風景

 

(D)修正前の(B)の写真

ヴェネツィアのカナル・グランデの風景

ヴァポレットから遠めの風景を狙え

ヴァポレットからヴェネツィアの写真を撮る場合は、遠めの景色を撮るようにすると上手くいく。多少傾きがあるものの修整は楽だ。また、水の都ヴェネツィアらしさをより感じる写真が撮れるのも利点である。

下記の写真(E)と(F)はヴァポレットから離れた所にある建物を撮ったものだが、上の(A)と(B)よりは見栄えの良い写真ではないだろうか。ヴァポレットから写真を撮るなら、建物というよりは広い範囲の風景を撮るようにすれば良い写真になる可能性が高い。

 

(E)ヴァポレットから撮ったカナル・グランデの写真

ヴェネツィアのカナル・グランデの風景

 

(F)ヴァポレットから撮ったカナル・グランデの写真

ヴェネツィアのカナル・グランデの風景

 

惜しみなくヴァポレットに乗ろう

カナル・グランデの風景を記憶する

ヴァポレットから写真を撮るなら、できる限り数多く乗船した方がいい。ヴァポレットに乗れば乗るほど風景が記憶に残り、自分が写真を撮りたいと思う場所を把握できるからだ。

 

カナル・グランデを通るヴァポレットに1回乗っただけでは、次々と通り過ぎる風景を見るのに精一杯で、とてもいい写真を撮る余裕なんてない。また、ヴァポレットが混雑しているため、写真を撮るのに適した場所を確保できるという保証もない。

 

ヴェネツィアの素晴らしい風景を楽しみ、満足する写真を撮りたければ、ヴァポレットの乗船料金を気にせず、何度でも乗船すべきだろう。そして、自分なりのベストスポットを探すべきである。

 

ヴァポレット乗り放題チケットがおすすめ

気兼ねなくヴァポレットに乗船するなら、ヴァポレットに乗り放題のトラベルカードがおすすめだ。もちろん1回の乗船ごとにチケットを買えるが、いちいち乗船前に買うのは面倒である。また、何度も乗船する予定なのに、乗船ごとにチケットを買うと割高になってしまう。特にヴェネツィアのカーニバルの時期は、利用者の多い駅(船着場)だとチケットを買う行列ができていることもしばしばだ。

ヴァポレットに乗り放題のトラベルカードなら、そんな煩わしさとは無縁に好きなだけヴァポレットに乗船できる。トラベルカードの種類は、1日、2日、3日、7日用のものがあり、その日数だけヴァポレットが乗り放題となるわけだ。この日数というのは、正確には時間制である。つまり1日乗り放題のトラベルカードなら24時間有効である。

トラベルカードは現地でも購入できるが、事前に購入しておきたい場合は、下記のVenezia Unicaのウェブサイトで購入できる。

 

Venezia Unicaのウェブサイト 

Venezia Unica

 

事前にトラベルカードを購入する方法

Venezia Unicaのトラベルカードの購入方法は、下記の手順で行う。

 

1. Venezia UnicaのウェブサイトからVENEZIA UNICA CITY PASS - BUY NOWをクリックする。

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2. Venezia Unicaでトラベルカード等を購入する場合、事前に「カード」を作成しなければならない。カードの作り方は、青丸で囲んだ個所に名前(「名」「姓」の順である)を入力し、CREATE CARDをクリックする。

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3. 右側に自分の名前が表示されるのを確認したらPUBLIC TRANSPORTをクリックする。すると購入できるチケットが表示される。

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4. 購入したいチケットを選択し、Assign toから自分の名前を選択する。次にSelect Productでチケットの種類(乗り放題の日数)を選び、ADD TO CARTをクリックする。

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5. 後は購入手続きをすればよい。購入手続きが終了するとVenezia Unicaからメールが送られてくる。そのメールに貼られているリンク先にバウチャーがあるので、バウチャーを印刷し、現地のチケット売り場で引き換える。

 

ヴァポレット乗り放題にヴェネツィアのローマ広場と空港を結ぶバスの乗車券(片道、あるいは往復)が付いたものもあるので、予定にあったトラベルカードを購入するといいだろう。