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チケット購入から乗車まで。イタリアの列車を利用する際の注意点

イタリアの列車の時刻掲示板

イタリアを旅行中、都市間の移動に列車を利用する方も多いと思う。移動の日にちが決まっているなら、あらかじめTrenitaliaのウェブサイトで列車のチケットを買っておくと便利である。

 

早めにチケットを買うと安く購入できるので、セカンドクラス(2等)並みの料金でファーストクラス(1等)に乗れることもある。Trenitaliaのウェブサイトでは、列車の種類にもよるが乗車日の約3ヶ月前からチケットを販売している。列車での移動日が決まっているなら、早めにチケットを購入することをおすすめしたい。

 

乗車日が違うチケットを買ってしまう人が続出

ネットでチケットを購入する際注意したいことがある。一時期海外の旅行フォーラムで、Trenitaliaでのチケット購入が話題になっていた。

 

内容は、Trenitaliaのウェブサイトで列車のチケットを購入したが、乗車予定日の翌日のチケットになっているのに気付いた、というものである。つまり、4月1日に乗る列車のチケットを買ったつもりだったが、よく見たら4月2日に乗車する日付のチケットだったということだ。

 

これは非常によく理解できる。私も初めてTrenitaliaのウェブサイトで列車のチケットを購入しようとした時、希望乗車日の翌日のチケットを買いそうになったからだ。購入手続き前に日付が違うことに気付き事なきを得たが、最後に日付の確認をしてなかったら購入してしまうところであった。

 

乗車予定日の翌日のチケットを買ってしまう原因

なぜ日付違いのチケットを買ってしまう人がいるのか、その原因を探ってみた。

 

Trenitaliaで列車のチケットを購入しようとしてウェブサイトを開き、言語をイタリア語表示から英語に変更する。

 

www.trenitalia.com

 

このウェブサイトで、日本で夜11時(23時)台(上の青い囲い)に列車を検索する時、検索しようとする日付を変更しても、検索の基準となる時間は23時を示している(下の青い囲み)。これは23時以降の列車を検索するという意味である。

 

例えば日本時間の夜11時13分(23:13)に、3月26日にフィレンツェからヴェネツィアに行く列車を検索しようとすると、下記のスクリーンショットのようになる。

 

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このまま「Search」をクリックすると、検索条件に従って下記のような列車が表示される。

 

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ここで注意したいのは、出発時刻の右上にアスタリスクのような記号が付いている場合、翌日の列車だということだ。検索条件は「3月26日の23時以降の列車」なので、必然的に翌日の列車が表示されるということである。

 

この画面で列車を選択し購入してしまうと、乗車希望の3月26日ではなく、3月27日乗車のチケットを購入してしまうことになる。

 

正しい列車のチケットを購入するポイントは、列車検索の際日付を指定するだけではなく時刻も指定することと、購入手続きに入る前にチケットの日付の確認をきちんとすることである。

 

誤った日付でチケットを買ってしまった場合の対処法

それでは、乗車希望日の翌日のチケットを買ってしまった場合はどうすればよいであろうか。

 

Trenitaliaのウェブサイトで「Manage ticket(下記のスクリーンショットの青い囲み)」をクリックすれば、チケットを変更するページがあるので、そこで変更が可能である。

 

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ただし、早期に安い料金のチケットを買った場合で「Super Economy」の料金のチケットだと日付の変更は不可能である。飛行機でいう格安航空券や使用条件の厳しい正規割引航空券に相当するということであろう。

 

つまり、Super Economyの料金でチケットを買った場合、日付を変更するにはすでに購入したチケットを捨てて、新たにチケットを買い直さなくてはならないのである。ちなみにSuper Economyの場合、キャンセルして返金してもらうことも不可能である。

 

せっか安く買ったのに、日付を変更するためにもう1度購入しなければならないようだと、結局高い買い物になってしまうので注意が必要だ。このような状況にならないためにも、購入時に自分の希望する日付のチケットを買うよう心掛けるべきであろう。

 

発車するプラットフォームがなかなか決まらないイタリアの列車

イタリアで列車に乗車する時、最初は驚く方も多いかもしれない。

 

例えばフィレンツェからミラノへ列車で移動する計画を立てたとする。移動日に余裕をもってフィレンツェの駅に到着した。そして、自分が乗車する列車が何番線から発車するのかを案内板(電光掲示板)で確認する。しかし、該当する列車はあるものの、出発するプラットフォームは空白である。

 

数分おきにプラットフォームを確認するが、ずっと空白である。こんな時「もしかして、運航中止?」と焦ってしまうに違いない。

 

イタリアの列車が発車するプラットフォームは、なかなか決まらないことがある

私が1番最初にイタリアの列車を利用する時に、この洗礼を受けた。初めてイタリアの列車に乗車するので、何かあってはいけないと思い、早めに駅に着くようホテルを出た。

 

駅には到着(Arrival)と出発(Departure)の電光掲示板がある。そこにPlatform(プラットフォーム)を表示する所があり、それぞれ何番線に到着するか、あるいは何番線から出発するかが表示される。

 

駅に着くと、出発の方の掲示板で自分が乗車予定の列車が何番線から出発するのかを確認しようとしたのだが、何も表示されておらず空白だった。ちょっと焦ってしまった。いや、正直に言うとかなり焦った。

 

ちょくちょく電光掲示板を確認するのだが、私の乗車予定の列車の出発するプラットフォームはいつまで経っても空白のままだった。「もしかして、運航中止?」と思ったが出発10分ほど前になり、ようやくプラットフォームが表示された。これで一安心。

 

列車が出発するプラットフォームを確認すると、急いでそのプラットフォームへ向かったのであった。「日本の新幹線てすごいな~」と思いながら。

 

出発するプラットフォームが決まるまで焦らないこと

このようにイタリアの列車が出発するプラットフォームは、なかなか決まらないことが多い。自分が乗車予定の列車より後に出発する列車のプラットフォームが決まっているのに、なぜそれよりも早く出発する列車のプラットフォームが決まっていないのかとイライラするかもしれない。ここは焦らずに待つしかない。

 

こういうことも多々あるので、列車でイタリア内を移動する時は、あまりにも早く駅に着いてもしょうがないのである。早めに駅に着いた場合は、1番線は向こうの方とか、駅のプラットフォームの並びを頭に叩き込み、エスプレッソやカプチーノを飲みながらプラットフォームが決まるまでゆっくりと待つべきであろう。たとえ遅延はあっても、運航中止はないので安心していい。