読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Traveler Hide.com

旅を中心に、考えたこと、思ったことをつづっていくTraveler Hideのブログです。

奇岩を堪能。メテオラ観光のポイント

夕日に染まったメテオラの風景

メテオラ(Meteora)は奇岩で有名なギリシャ内陸部の観光地である。奇岩というだけならこれほど有名にならなかったかもしれない。メテオラの魅力は、映画007シリーズのユア・アイズ・オンリー(For Your Eyes Only)の撮影地にもなった絶壁の奇岩の上に建つ数々の修道院であろう。

 

ギリシャといえばエーゲ海の島々であるが、メテオラはギリシャの違った魅力を感じられる場所である。

 

あまりおすすめできないアテネからの日帰り観光

アテネからメテオラへ行くには列車かバスを利用する。列車の方が時間がかからず、安いので列車で行く人の方が多いかもしれない。列車で行った場合、カランバカ(Kalambaka、カランパカと書かれる場合もある)という駅で降りる。カランバカは終点なので迷うこともない。

 

カランバカで列車を降りるとタクシーが待機している。アテネから日帰りでメテオラを観光する際に利用する観光用のタクシーである。列車が定刻通りに発着すれば、カランバカに到着してからアテネ発の列車が出発するまでに4時間ほどの時間がある。その時間を使い、タクシーでメテオラを観光する旅行者もいるのである。

 

もちろん、スケジュール上日帰りでメテオラに行かざるを得ない場合もあるだろうし、4時間もあればメテオラを一回りできるのでかなり楽しめるだろう。しかし、列車の遅延というリスクを考えるとアテネからの日帰りは、あまりおすすめできない。

 

私の乗った列車も約40分ほど遅れて午後2時頃カランバカに到着した。この時間に到着したなら、時間は十分ある。これがもう1時間遅れたならどうであろうか。かなり急ぎ足でメテオラを回らなくてはならない。時にはもっと列車の到着が遅れることもある。

 

このようなリスクがあるので、メテオラ観光の拠点となるカランバカに1泊する方が安心である。メテオラに近いカストラキという村も観光拠点となるが、1泊だけならアクセスのよいカランバカの方が何かと便利である。

 

メテオラ周辺の町から出発するツアー

カランバカからはメテオラを巡るいくつかのツアーがある。タクシーでメテオラを回るよりは割安なので、ツアーがおすすめだ。カストラキに宿泊した場合でも、これらのツアーは利用できる。よく利用されるのは、午前中にメテオラを回るツアーと夕方出発しメテオラの夕日を見るツアーである。どちらも20人未満の少人数のツアーなので、結構融通が利き、おすすめである。

 

2つのツアーは回る場所が異なるので、2つのツアーに参加するのもいいと思う。2つのツアーに参加すれば、ほぼメテオラ全域を見ることができるからである。メテオラのツアーで注意すべき点は、曜日によって行き先が異なるということである。これは修道院が休む曜日が決まっており、ツアーの行き先となっている修道院が休みの場合は、他の修道院に変更されるためである。そのため、お目当ての修道院があるなら、その修道院が休みでない曜日のツアーを選択する必要がある。

 

朝9時頃出発するメテオラ半日観光ツアー

このツアーではメガロ・メテオロン修道院(Megalo Meteoro)とヴァルラーム修道院(Varlaam)を中心にメテオラを回る。上にも書いたように、曜日によっては修道院が休みなので、違う修道院に行き先が変更される。

 

メガロ・メテオロン修道院からの眺め

メテオラのメガオ・メテオロン修道院(Megalo Meteoro)からの眺め

 

メテオラといえば絶壁に建つ修道院を結ぶロープウェイが有名であるが、それほど頻繁に動いているわけではない。運が良ければロープウェイが動いている光景を見ることができるかもしれない。

 

メガロ・メテオロン修道院のロープウェイ

メテオラのメガオ・メテオロン修道院(Megalo Meteoro)のロープウェイ

 

ヴァルラーム修道院

メテオラのヴァルラーム修道院

 

メテオラの洞窟

メテオラの洞窟

 

私が参加した時は、10名ほどだったので移動はミニバンであった。ツアー中は、メガロ・メテオロン修道院、ヴァルラーム修道院ともに、観光するには十分な時間がある。

 

メテオラ半日観光ツアーで使用されるミニバン

メテオラ半日観光ツアーのミニバン

 

メテオラで夕陽を見るサンセットツアー

サンセットツアーは、文字通りメテオラで夕日を見るツアーである。こちらのツアーは、午前中のツアーと比べ参加者が多かったため、ミニバンよりは大きめの車であった。このツアーでは通常、修道院は1つだけ、アギオス・ステファノス修道院(Agios Stefanos)のみに行く。

 

アギオス・ステファノス修道院近くからの眺め

メテオラのアギオス・ステファノス修道院近くからの風景

 

また、カランバカの観光スポットである「11世紀のビザンティン教会」にも立ち寄る。11世紀のビザンティン教会はカランバカにあるといっても、中心部からは離れた所にあるので、ツアーで立ち寄ってくれると非常に助かる。

 

11世紀のビザンティン教会

メテオラの11世紀のビザンティン教会

 

サンセットツアーの特長は、様々なビュースポットに連れて行ってもらえることだろう。メテオラをいろいろな場所から眺められるので楽しいツアーだ。また、午前中のツアー同様、かなり融通が利く。「ここで写真を撮りた~い」なんて声があがると写真を撮る時間を設けてくれる。

 

サンセットツアー中のビューポイントからの眺め

メテオラのサンセットツアー中の風景

 

ツアーの時間は午前中のツアーよりは少々長く4時間半ほどであった。また、午前中のツアー同様、ガイドは英語で行われる。サンセットツアーは、夕日を見るのが目的なので、時期により出発時間が異なることに注意しなければならない。

 

夕日に染まるメテオラの風景

メテオラのサンセットツアー中、夕日に染まる風景

 

メテオラ、おすすめの巡り方

メテオラからカランバカまで徒歩の旅

上記の「メテオラ半日観光ツアー」と「サンセットツアー」の2つのツアーに参加すれば、メテオラを一通り見たことになる。これで十分満足するはず。しかし、私がおすすめしたいのは、サンセットツアーだけ参加し、メガロ・メテオロン修道院とヴァルラーム修道院方面は、行きは公共のバスを利用し、帰りは歩いてカランバカまで戻って来ることだ。

 

カランバカからバスで終点のメガロ・メテオロン修道院まで行き、そこから歩いてヴァルラーム修道院へ行く。ヴァルラーム修道院の観光を終えたら道なりに歩けば、カストラキを経てカランバカに到着する。7~8Kmの距離であるが、ほとんど下りなので楽だ。写真を撮りながら歩いても2時間もかからない。道路が奇岩の近くになる所もあり、メテオラの奇岩の迫力をより感じることができる。

 

注意点としては、ヴァルラーム修道院を出発するとカストラキまではお店がないので、メガロ・メテオロン修道院かヴァルラーム修道院の近くにある売店で水などのドリンク類を十分に用意しておくことである。

 

カランバカのバスステーション

カランバカからメテオラまでのバスは本数が少ないので注意したい。事前に出発時間を調べておいた方がいいだろう。

 

カランバカのバスステーションは、カランバカ中心部からも近く迷うことはないと思うが、「バスステーション」という感じがしないので不安になるかもしれない。バスが路上に止まっているだけなのである。その止まっているバスの周辺の建物を見渡せば、チケット売場と待合所があるバスステーションがあるのが分かる。

 

カランバカのバスステーション

カランバカからメテオラへ行くバスが出るバスステーション

 

メテオラからカランバカに戻り、その日の夕方の列車でアテネに帰る場合は、午前11時頃にカランバカを出発するバスに乗ると時間的にもちょうど良く、おすすめである。

 

 

トリップアドバイザーでメテオラのツアーを事前チェック

ベルトラでカランバカ発メテオラ観光ツアーを予約する