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ホワイトバランスの修整だけで見違える写真になるという事実

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写真を修整するためにアドビ(Adobe)のライトルーム(Lightroom)を使い始めたが、パソコンの買い替えなどもあり、数ヶ月使わなかった。新しく使い始めたソフトウェアは定期的に使ってないと駄目だということを実感した。すっかり使い方を忘れているのだ。再びゼロからの出発である。しかし、新たに出発することも、時には悪くないものである。写真を修整する際の悪い癖も忘れているからだ。

 

写真を修整する時、Lightroomのいろいろな機能をこねくり回し、自我流で修正をしていた。彩度や明瞭度を極端にしてみたりと。しかし、ホワイトバランスだけの修整で、ほとんどの写真が見違えるほどきれいになることが分かった。ホワイトバランスを上手く修整すれば、他の機能は微調整ですむ。カメラの経験が長い人たちからすれば当たり前の話かもしれないが、初心者からすると感動ものである。そういえばオリンパスの「一眼カメラ撮り方講座~入門編~」でホワイトバランスの重要性を指摘されたことを思い出した。

 

ホワイトバランスの修整で写真がどのように変わるか、自分が撮った写真を実例に説明してみたいと思う。

 

お祭りの夜の人物写真

写真Aは、タイのチェンマイで行われたロイクラトンという祭りの時に撮った写真である。夜のパレードが行われる前の2人のタイ人女性で、黄色い光の影響を受け、2人の姿もかなり黄ばんでしまっている。

 

撮影時に自分の目に入ってきた光景はこのような色合いなのかもしれないが、記憶している光景とはだいぶ異なる。記憶は美化されたりして、真実とは異なるものである。それに、決してきれいに撮れているとはいえない写真だ。

 

この写真をLightroomでホワイトバランスのみを修整してみたい。

 

A. ホワイトバランス修整前の写真

チェンマイのロイクラトンの時の写真。夜のパレードに参加しているタイ人女性2人が写っている。ホワイトバランス修整前の写真である

 

Lightroomでホワイトバランスの修整する機能は、下記Bの赤い丸印で囲った所である。この箇所の「色温度」を動かし、自分が気に入る色調になるよう修整する。

 

B. Lightroomでホワイトバランス修整する

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ホワイトバランスを修整した写真が下記の写真Cである。写真Aの黄色い色が白くなり、2人の女性も美しくなった。自分の記憶の中では、あの時に見たタイの2人の女性はこちらである。ホワイトバランスしか修整していないが、これだけで十分使える写真である。

 

C. ホワイトバランス修整後の写真

チェンマイのロイクラトンの時の写真。夜のパレードに参加しているタイ人女性2人が写っている。ホワイトバランス修整後の写真である

 

室内で撮ったマグカップの写真

写真Dは、ホテル日航ノースランド帯広の客室にあったマグカップである。この写真は使用する目的によっては、暖かみがあり、味わいのある写真で悪くはない。しかし、真実を伝えるということが目的ならば良い写真とはいえない。本当は白いマグカップだからだ。

 

ホワイトバランスを調整すると写真Dは写真Eとなり、白いマグカップであることがはっきりとする。

 

D. ホワイトバランス修整前の写真

帯広のホテル日航ノースランド帯広の客室にあったマグカップの写真。ホワイトバランス修整前の写真である

 

E. ホワイトバランス修整後の写真

帯広のホテル日航ノースランド帯広の客室にあったマグカップの写真。ホワイトバランス修整後の写真である

 

手書きの地図の写真

写真Fは、ギリシャのホテルでもらったメテオラという観光地の地図である。これを記録のためにホテル内で撮影したのが写真Fである。写真Fは全体的に黄ばんでおり、古い地図のような感じになっている。この写真のホワイトバランスを修整すると写真Gとなる。黄ばみが消え、すっきりとした地図になる。

 

F. ホワイトバランス修整前の写真

ギリシャのカランバカにあるホテルでもらったメテオラの地図の写真。ホワイトバランス修整前の写真である

 

G. ホワイトバランス修整前の写真

ギリシャのカランバカにあるホテルでもらったメテオラの地図の写真。ホワイトバランス修整後の写真である

 

ホワイトバランスの重要性

冒頭にも書いたが、オリンパスの初心者用の写真撮影講座でホワイトバランスの大切さを教えてもらっていたのだが、すっかりと忘れてしまっていたようだ。今回、Lightroomで写真の修整をしている内に思い出す有様である。写真撮影講座でのホワイトバランスというのは、撮影時のホワイトバランスである。「写真を撮影する時は、ホワイトバランスに気をつけなさいよ!」ということだ。写真撮影後、Lightroomなどの写真編集ソフトで修整できるが、本来は写真を撮る時に調整(調節)するのがホワイトバランスなのである。

 

祭りの時などのように写真を撮る瞬間が急に来るときもあるが、事前にどのような光で撮影することになるかはある程度予測可能である。また、初心者だとボケの入れ方などに集中してしまい、ホワイトバランスに注意を怠りがちになるので注意が必要だ。今回、ホワイトバランスの重要性を、改めて認識した次第である。