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Traveler Hide.com

旅を中心に、考えたこと、思ったことをつづっていくTraveler Hideのブログです。

人生を感じた。年を重ねたカリプソのニューハーフ

バンコクのアジアティークにあるカリプソ。ニューハーフショーが行われる

ニューハーフショーで有名なカリプソが、まだアジアホテルにあった頃、3回程ショーを観に行ったことがある。もう、はるか10年以上も前のことである。ショーの構成は頻繁に変ることはないので、1度観に行けば十分なのだが、何となく行ってしまったという感じだ。特にニューハーフに興味があるわけではなかった。

 

そのカリプソが、アジアホテルからアジアティーク(Asiatique The riverfront)に場所を変えたので、話題のアジアティークへ行くついでに、久々にカリプソのショーを観たくなり、ニューハーフショーの前にタイ舞踊を見ながら食事ができるプランのチケットを予約した。

 

カリプソ会場内の雰囲気は変らず

タイ舞踊を間近で見ながら食事を終え、ニューハーフショーが行われる会場内に入った。アジアホテル時代と比べると、会場はだいぶ広くなった。しかし、赤と黒が印象的な会場内の様子は変ることはなかった。

 

カリプソの場内

バンコクのアジアティークにあるカリプソの会場内の様子。ニューハーフショーが行われる

 

席は真ん中の前から2番目という良い席だった。カリプソでニューハーフショーを観る際に気を付けなければならないのは、男は真ん中付近の1番前に座ってはならないということだ。

 

もしこのような席になった場合、ショーの途中でニューハーフからいじられる役をやらされる可能性が高いからだ。会場内の全観客の注目を浴びてしまうので、恥ずかしがり屋なら絶対に座るべき席ではない。実は、アジアホテル時代に、かくいう私もその役を仰せつかった経験がある。

 

私の前の席には、西洋人の若いカップルか夫婦が座った。案の定、男性の方はいじられ役になってしまい、お世辞でもきれいとはいえないニューハーフからキスなどされていた。女性の方は、それを面白がって写真をバシバシ撮っていた。

 

蘇るアジアホテル時代のカリプソの思い出

アジアホテル時代のショーと、構成はほとんど同じだったが、ショーの最中に使用される曲や歌などが多少変ったようだ。また、以前にはあったタイの古典舞踊のシーンがなくなっていた。これ、結構好きだったんだが…。

日本人の観客を楽しませる「川の流れのように」は相変わらずだ。さすがにこれは、そろそろ違う歌に変更すべきなのではないかと思ってしまう。せめて「地上の星」あたりにしないと、なんて思いながら観ていた。

 

カリプソのニューハーフショー

バンコクのアジアティークにあるカリプソのニューハーフショー

 

ショーが進むにつれ、私の頭の中で、アジアホテル時代の記憶がだんだんと蘇ってきた。「あれ?この人、アジアホテルの時もいたんじゃない?」

 

確かに見覚えのある、ニューハーフを含めた出演者が何人かいたのだ。何人かといっても、片手では数え切れない人数ではある。見覚えがあるということは、少なくとも10年以上も前に見たことになる。もっと正確に言えば、10年にプラス数年を足した年数である。そう考えると、ちょっと驚いてしまう。例えば、アジアホテルのカリプソで、私が最後に見たニューハーフが当時20代半ばぐらいだとしたら、今ではもう40歳に迫っていることになる。

 

ニューハーフで、このような職業をしている人達は、結構入れ代わりが激しいものかと思っていたのだが、中には同じ場所で長く働く人達もいるものだと感心してしまう。

 

もう、うら若きニューハーフではないのか…

そう、こっけいな役で男性客にちょっかいを出す、そのまんま東似の彼女(写真右)もアジアホテルで見た。あのニューハーフは、強烈な役柄だったので忘れもしない。それに、私はあのニューハーフにいじられたのだから。

 

1番右がそのまんま東似のニューハーフ

バンコクのアジアティークにあるカリプソのニューハーフショー

 

それから、美女役のニューハーフもそうに違いない。「川の流れのように」の時に踊るニューハーフもだ。中には当時優に30歳は超えていたと思われるニューハーフもいた。となると、もう50に手が届く年齢のはず。

 

こんなことを考えながらショーを観ていると、「もう、うら若きニューハーフではないんだなあ…」と、何だかしみじみとしてしまう。

 

おそらく、これが最後のカリプソのショーである。さすがに合計4回も観たのだから、今後観に行くこともないであろう。最後のショーは楽しくもあり、寂しくもあった。そんな思いで、アジアティークからサパーンタクシンに向かうボートに乗ったのであった。

 

食事付きのプランもあるカリプソ

カリプソでは食事付きのプランもある。ニューハーフショー開始前に、カリプソの会場の隣のレストランでタイ舞踊を見ながら食事を取れるというものである。食事の内容はセットメニューとなる。

 

まだタイ舞踊を見たことがない、あるいはバンコクでタイ舞踊を見る予定という方なら、同じ場所で2つのショーを見ることができて便利である。

 

カリプソの隣でタイ舞踊

カリプソの隣でタイ舞踊を見ながら食事もできる

 

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www.calypsocabaret.com